先輩と朴智旻

あんにょ〜ん!ういです!

じみんさんセンイル1週間前記念という事で、ひとつお話を書きます〜^^

あたしがじみんさんと出会った3年前から思い出話をポロポロと、非常に長いと思われるのでお暇な方だけぜひ!それでは、れっつげり〜!

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先輩と朴智旻

 

あたしが "朴智旻" ジミンさんに出会ったのは、正確に言うと約3年とちょっと前。

その当時、高校1年生。女子校に入学したばかりのあたしは、部活動の為だけに選んだ高校になんとか通っていた。中学の頃何にも興味がなかったあたし、唯一興味が持てたのは、読書と中学から始めたバドミントン。高校でもバドミントンがしたくって、正式な部活動がある高校を選んだ。そんな中で出会った部活動の先輩、ここではㄹ先輩と呼びますね〜。

その先輩が、あたしとジミンさんを出会わせてくれた恩人、もしくはキューピッド。

あたしが尊敬してやまない、大好きな人。

 

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(あたしが最初に保存したジミンさんの写真)

(盛大なTMI)(そうですか)

 

バドミントンは、シングルスと呼ばれる1人でプレイをするスタイルと、ダブルスと呼ばれる2人でプレイをするスタイルがある。

あたしは2人でプレイするダブルスを、ㄹ先輩とペアを組んで行っていた。正式な部活動に入部したからには、当然大会にも出るわけで、ペア練習も多い。毎日と言ってもいい部活動で、あたしとㄹ先輩の距離は縮まっていった。

そんな中で、よくㄹ先輩が口にしている言葉があった。それは「じみんちゃん」。その頃すでにKPOPに少し足を踏み入れていたあたしは、"その人はきっとKPOPアイドルなんだろうなあ"、くらいにしか考えていなかった。

ㄹ先輩は、よく韓国の話をしていた。もちろん「じみんちゃん」の話は欠かさない。韓国が好きだ、と言い出せなかったあたし(チキン)は、静かに聞き耳を立てていた。ちょ〜きもいね!

 

高校1年生の半分が過ぎた、夏休み。

ㄹ先輩がTwitterに、同じ部活で韓国が好きな先輩と、"スローガン"を持って撮ったプリクラを載せていた。そのプリクラを見たあたし、「はて?その布は?」状態。グッズを集める事はしてなかったから、スローガンが布に見えたのだ。

その"布"に写っていた人、それがジミンさんだった。当時、2017年。防弾が世界に名を馳せ始めていた頃にも関わらず!ガールズグループにしか興味のなかったあたしは、そこで初めてジミンさんの顔を知った。

とても、とても、可愛らしい人だと思った。どのグループの女の子たちよりも可愛いと思った。ふわふわのパーマがかかった金髪、重めの一重に、真っ白な肌。赤ちゃんのような、小さい手。全てが可愛い、マシュマロのような人。

可愛い物が好きな先輩にピッタリの人だと思った。あたしは、興味こそ持たなかったが、強烈な印象を覚えた。「こんなにも可愛い人がいるものなのか」と。

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ジミンさんの顔と名前を一致させたのはいいんだけど、なんせあたしはポンコツなので追うことはしなかったんですね〜。可愛い女の子にしか興味持てなかった。(おぢさん?)

それでもㄹ先輩のおかげで、名前だけしか知らなかった防弾少年団の曲やメンバーをうっすらとだけど、知ることができた。誰が歌っているのかわからなかった曲も、防弾少年団だと知ることができた。

そこで、あたしの高校1年生は終わりを告げまして。いろいろ省略して!運命の高校2年生の頃のお話をしますね〜!(めんどくさがり)

 

飛びまくって、高校2年生の12月。部活でスランプ状態になっていたあたしは、部活を辞めることまで考えるほどに弱っていた。今までにない程のスランプ状態に、同期も顧問の先生もお手上げ。もちろんあたしも理由が分からず、毎日の部活に嫌気がさしていた。

そんな中、行われた1つの大会。スランプなりに、大会に向けて練習を重ねていた疲れが出て体調を崩した。それでも大会に出場し、結果はあと一歩のところだった。

今考えると、繰り返していた足の怪我のせいもあったが、どうしても認めたくなかった。あたしの頑張りが足りないせいだ、と責め続けた。

そんなあたしを見兼ねてか、母が「好きなことしたら?」と声をかけてくれた。

ちょうど部活が休みの日だったから、大人しく好きなことをすることにした。とは言っても、毎日好きな事(バドミントン)をして過ごしていた為か、すぐには思い付かなかった。

何分か考えた後に、アイドルのパフォーマンス動画でも見よう!、とあたしのオタク心が再び目を覚ました。Red Velvetや TWICEを始めとした有名どころのガールズグループを見ているうちに、疲れていた心も体も安らいでいくような感覚になった。

 

そんな時、YouTubeの"おすすめ欄"にあまり見かけないボーイズグループの動画が出てきた。

なんでも見よう、と決めていたあたしは、そのグループの名前もろくに見ず、動画を再生した。「やっぱりKPOPアイドルは衣装にもセットにもお金使ってるな〜」くらいの気持ちで見ていた時。ある1人に視線が釘付けになった。

ふわふわした金髪に、重めの一重、真っ白な肌。白を基調としたニットに、ハーフパンツ、白のハイソックス。日本のアイドルには中々いないビジュアルと衣装で、画面に出てきたその人が。先輩が大好きな「じみんちゃん」だったのだ。

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(これです〜!懐かしいな〜)

 

可愛らしいビジュアルとは正反対の激しいダンスを踊りこなす、その彼が。あの、先輩が大好きな「じみんちゃん」だと気づくのに時間がかかった。可愛いだけだと思っていた、あたしの想像は簡単に崩された。

そして動画を見た後、すぐに同じグループのパフォーマンス動画を調べ、出てきた動画の全てを見た。こんなにも惹きつけられる人は、いなかった。その驚きと共に、「探していた人は、この人だったのかな」と納得することができた。

 

その時、あたしに足りなかったモノがやっと揃ったような気がした。例えるなら、パズルの最後のピースがはまった時のような、あの感覚。

 

確かに「カチッ」と、音がして、

忘れられない音がした。

 

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それから毎日のようにそのグループのことを調べ、動画を見て、「防弾少年団」のメンバーとグループのコンセプト、数々の曲に込められた意味、コツコツと努力を積み重ね、生まれた輝かしい経歴を知った。メンバー全員が魅力的で、キラキラ輝いていたけれど、あたしには先輩が大好きな「じみんちゃん」しか目に入らなかった。

 

先輩が大好きな人に、まんまとハマり好きになってしまった。

先輩は同担拒否でも、新規いびりをする人でもない。

だけれども、言えなかった。あたしも好きになった、と言えなかった。先輩が卒業した後も交流を続け、先輩が働いているお店にも何度か足を運んだ。そして、ついにあたしも高校を卒業したが、未だにこの事は言えていない。

 

言った方がいいか、それとも言わないでいるべきか。悩んでいる内に、いつの間にか先輩はペンをやめていた。驚きを隠せなかった。

あんなに、好きで、好きで仕方がなかったグループを、じみんちゃんを、追うことをやめた。

しかし、ペンをやめた先輩は晴れやかとしていた。「やめてもずっと好きだ」と。「人生の一部であり、一生大切に思い続ける人だ」と。

そう、先輩は言っていた。

 

その言葉は、とても素敵で。あたしの心に静かに、だけれども深いところまで沈んだ。先輩にとって、「じみんちゃん」は大きな影響を与えてくれた人であり、これからも長く続くであろう先輩の人生の中で、大切に思われ続ける人になったのだ。

なんてすごいことなんだろう?たかがアイドルなのに、と言う人もいると思うが、されどアイドル。ここまでの影響力を与えたKPOPアイドルを、「じみんちゃん」を、あたしも全力で推してみようと思うきっかけになった。

 

そんなこんなで、今!

朝起きてパクジミン、夜寝るまでパクジミンの生活を続けているわけで!

あたしにとって、最初の大きな分岐点となったかけがえのない存在、ㄹ先輩が好きだった人を好きになった。先輩と同い年だったら、もっと早く好きになっていたら、語り合えたかなあ、なんて考えたりもしたけれど、あのタイミングで好きになれた事を運命だと信じている。

 

 

大切な先輩の、大切な人であるジミンさんが、今やあたしの大切で、かけがえのない存在。

 

素敵な運命だと思っていて。

大切で、忘れられないこの出来事を、何度も何度も思い出すはずで。

思い出す度に、もっと、もっとジミンさんの事が、防弾少年団が大好きになるんだろう、と。

少し、これからが楽しみになっていたりして。

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ジミンさんの誕生日まで、あと1週間。

26歳が終わりを告げるこの最後の週に、あなたを好きになった大切な思い出話を。

 

2020. 10/6 愛を込めて。 うい